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  • GORO

ミシシッピ川沿いを行くアポなしの旅~Day①

思えば今まで泊りがけの旅行って行ったことなかったよなぁ。

そりぁ、子供の頃は人ごみや、知らん犬に会うのがこわかったけど、さすがに6歳ともなるとそろそろいろんなアメリカってものを見てみたいもんや。

・・・なんて気持ちが通じたのか、そんなある日。家族みんなでいきなり旅に出た。

「そろそろ紅葉がきれいやから、観に行こう」っていうだけの、アポも予約もない行き当たりばったりの車でドライブ旅行。

なんでも「美しい景色を眺めながらアメリカの広大な大地を走り、ちっぽけな人間の存在に気づき、まだ見ぬアメリカの歴史を学び思いをはせてみようじゃないか」という趣旨だったらしいわ。ふ~ん。

まぁ、わしゃ理由はどうでもよくて一緒に外をお散歩できればええだけやけどな。

★第1日目のルート

Day1のルート

西部郊外の我が家を出て、イリノイを西へ西へ。

まず目指すは、アイオワ州との境にある街ガリーナ。

しかし中西部ってのどかやなぁ。家を出て40分も走ると、一面とうもろこし畑がひろがる広大な田舎の風景。 そういや、わしが生まれたのんもイリノイの南部のど田舎の町やったなぁ・・・。 2時間半ほどでさくっとガリーナに到着~。

街に入ったところに、第18代大統領グラント将軍が住んだ家がポツンと建っとったた。

南北戦争では北軍を率いて大勝利を収めたグラント将軍に、街が寄贈したんやって。でも当の本人はその後すぐに州都スプリングフィールドに移ったから、ここに住んだ時間は短かったらしいわ。

●ユリシーズ・グラントの家

500 Bouthillier Street 水曜~日曜:9:00 a.m. ~ 4:45p.m. (ラストツアー開始:  4:45 pm. ) 休館日:月・火曜日, 大人$5、子供 $3 www.granthome.com

そのまま坂を下ると、ガリーナ(Galena)の街。

「アメリカで最も素敵な小さな町」にも選ばれたというだけあって、まるで小さなヨーロッパの街を思わせる佇まいが、ほっこりかわいかったなぁ。

なんてったって、道行く人たちから「まぁ、かわいい」「なんていう種の犬なの?」な~んて聞かれたりなでなでされたりしたのがうれしいかったわ。デヘ。

ダウンタウンにあるこのレストランは、地元農家直送のオーガニック素材にこだわっておいしいって超有名らしいで。せやけど、2階には幽霊が出るって噂もあり(ふぉ~)

「One Eleven Main」 111 North Main Street, Galena, Illinois Tel:815.777.8030 金・土:11 a.m.-10 pm 日:11 am-9 pm  月~木:4 pm-9 pm (Dinner only) http://www.oneelevenmain.com/

それにしても、噂にたがわぬかいらしい、住みやすそうな街やった。

車もぶんぶん走ってないし、いかにもアメリカ~って感じの巨大モールもない。

アクセサリーショップとか、キャンデー屋さんとか、ブティックとか、小さな地元の商店が軒を連ねてる、その感じがまたええのよ。

それにこの、”大自然のなかに包まれてる”っていう感覚。こんなところに住んでる犬仲間が、ちょっとうらやましかったりする。

石段を登ったら、古い住宅街。鹿の親子がのんびり歩いとった。

               大地の向こうに沈む夕陽を見ながら、ミシシッピ川を渡ってアイオワ州へ。

今晩の宿は、Debuque(ドビューク)っていう町。

ミシシッピ川に面していて、アイオワ、イリノイ、ウィスコンシンの3州境に位置しているから「トライ・ステート・エリア」と呼ばれとるんやと。

なにせ今回は初めての3人でのお泊りやったから、ホテル難民にならんようにと1泊目だけは宿の予約をとってたそうや。

”Bring Fido”(http://www.bringfido.com/)っていうサイトで、ペットOKのホテルがチェックできて予約~支払いまでできてしまうらしい。

アメリカはペット連れの旅行が当たり前になってるせいか、ペットOKのホテルが多いんやって。さすがに進んどる。

せっかくオレ様専用のベッドももってきたけど、なんや怖いし寂しいから、朝まで結局一緒にベッドカバーの上で寝てもうた・・・。

明日はどこへ行くんかなぁ。

(Day2につづく)

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